オタクマッチングアプリ体験記③「おわり」

 

こんにちは。外はめっきり寒くなり、お布団の存在感が増す季節になってきましたね。「外は寒いけど、私は暖かい」という優越感と幸福感に包まれながら、お布団の中で惰眠をむさぼるのは心地の良いものです。

 

さて、前回上げ忘れていた記事を見ると、「このシリーズ、ここからが本番かな?」という印象を与えるが、顛末としてはタイトルにある通りである。端的に言うと自然消滅した。

続く。たぶん。

続かねーよ!!

 

過程をつらつらと書くのは面倒くさいのであらすじを以下に示す。

 

いきさつ

 2人目の相手とマッチング

→メッセージを重ねる

→会う(1回目 お昼にカフェでパフェ(押韻))

→会う(2回目 モールでショッピングの後晩ご飯)

→期間が空く 

→めんどくさくなる

→おしまい

 

向こうからも連絡はないし「別にいいかな...」と思う。一つ問題があるとすれば連休で旅行に行ったときに買い、「今度会った時に渡しますね!」としていたおみやげが行き場を失ったことくらいだろうか。

 

振り返り~なぜ続かなかったか?~

理由は大きく2点あると考えている。

  1. 色々面倒くさかった
  2. 結婚に対するモチベーションが低すぎた

 

1. 色々面倒くさかった

最初に断っておくが、これは「相手が面倒くさい人だった」という意味ではない。会って話をしたりするのは良かったのだが、メッセージをやり取りしてデートの計画を決めるという準備が面倒くさかった。これは恋愛に限らず、見知らぬ人と一から人間関係を構築する面倒くささといっていい。例えば知らないおじさんとメッセージを重ねて友達になり、どこかに遊びに行くというのでも話は同じだろう。まして、私は人見知り力には自信があるのでなおさらだ。接点のある日常生活の範囲(学校や職場など)外で人間関係を築くというのは、少なくとも私にとっては結構エネルギーを要することなのである。

 

だが、本当に問題だったのは面倒くささそれ自体ではなく、面倒くささを上回るポジティブな感情(楽しさや嬉しさ、充足感など)を見いだせなかったことだと思う。

そもそも日常生活において面倒なことなど腐るほどある。それでもそれをするのは、それが必要だからか、あるいは面倒くささを越えるメリットがあるからではないか。

 

今回の話ではどうだろう。

会ってからはそれなりに楽しいが、まだぎこちないし、会うまでの準備は面倒くさい。新しい相手を探してマッチングしてメッセージを重ねる...のはもっと面倒くさい。恋愛自体が今の自分にとって「なくてはならないものか」と聞かれると、そうでもない(次の「結婚に対するモチベーションが低すぎた」につながってくる)。

 

もしかすると、デートを重ねるうちに慣れてきて面倒くささは低減され、「楽しい」「嬉しい」「もっと一緒にいたい」といったポジティブな感情が高まってくるのかもしれない。しかし、私はそこに至るまでの”我慢の時期”を乗り越えられなかった。

 

2. 結婚に対するモチベーションが低すぎた

その人のパーソナリティーによって程度に差こそあれ、恋愛や婚活は面倒なことがつきものであると思う。特に会って間もないころは、ポジティブな感情より面倒くささが上回ることも多いのではないか。そこを乗り越えるためにはモチベーションが必要だと思う。例えば「絶対に結婚するぞ!!!」という人と「いい人がいたら結婚するンゴねえ(鼻ホジ)」という人では、たぶん前者の方が関係は長続きするし、結婚までの期間も短いだろう。

 

私の場合、「絶対に結婚するぞ!!!」というモチベーションがないどころか「しばらくは結婚したくないな」と思っているので、まあモチベーションは最底辺ともいえる。こんな状態でマッアプリを始めた結果どうなったかというと”迷子”になった。つまり、「どこを目指せばいいのかよくわからなくなった」のだ。頑張れば、マッチングして実際に会ってデートを重ねることも可能だろう。でも結婚しないのだとしたら、その先に何があるのだろう?別れる前提で付き合うのか?また、女性は出産の関係もあるのだろうが、「2~3年のうちに結婚したい」という人も多い。相手に結婚願望があるとしたら、願望がない自分と付き合うのは貴重な時間を無駄にすることになりはしないか?

 

こんなことを色々考えた挙句、「何も動かない」という結論に至ったのである。結婚に対するモチベーションがもう少し高まってからの方が良い。というか、そうじゃないと自分は続かない気がする。

とはいえ、モチベーションが最高潮に達したとき、つまり「絶対に結婚するぞ!!!」とか「結婚しなきゃヤバい!!!」と感じた時には年齢的に割と遅い気もするので難しいところではあるが。

 

ちなみに、なぜ「しばらくは結婚したくない」かというと、現時点でそれほど孤独を感じていないからだと思う。結婚のモチベーションにつながるものは様々あるが、一番は孤独だと思うのである。今は一人で過ごす時間に満足しているし、休日に遊んでくれる友人もいる。当面はこの悠々自適な生活を謳歌したいと思っている。

 

まあ、マッアプリはそのうち再開するかもしれないが、とりあえずこの話は終わり。

あ、ふるさと納税オヌヌメの返礼品があれば教えてください。それでは。