火鍋を食べてみたい

みなさま、ごきげんよう
冬の足音がもうすぐそこまできている今日この頃、いかがお過ごしですか?

いやー、やっぱお嬢様っていいですよね。早くお嬢様になりたい。
一日○○シリーズの中でやりたいの、ダントツでお嬢様。何もかも自分と対極にあるのがいい。
容姿、才能、財力すべてを与えられてこの世に生まれ落ち、愛情を一身に受けて育てられ、かといって与えられない者や持たざる者を蔑むことなど決してない。なぜなら他者との関係において成功体験を重ね続けてきたことから極めて性善説的に世界を見ているので。また幼少期からの教えの賜物か、「恵まれた者がそうではない者に手を差し伸べるのは当然。そうやって世界は回っている。」そう信じて疑わない、そんなお嬢様...

 

↑書き出し脊髄に任せて適当に書いたんだけど一生本文と繋げられないので諦めました。あと火鍋は1ミリも出てこないです。「タイトルどうしよう。あ、そういえば火鍋って食べたことないかも」と思っただけです。以下本文です。

 

昔から「周りの友達がパタパタと結婚し始める時期がある」と聞いていた。最近になって、今じゃね?と思う。去年までも「誰それが結婚したらしい」という話を小耳に挟むことはあったが、まだ対岸で起きている感覚であった。しかし、今年に入ってからはそれが"日常"として捉えられる範囲で起こるようになった。
こうした状況に置かれたとき、多くの人は「○○も結婚かあ。。私もしたい!」とか、「周りがみんな結婚しだして焦ってきた...」と感じるようだ。まあ自分もそうなるのだろうと思っていた。少なくとも、例えば友人の結婚式などを契機として、結婚に対してポジティブな方向に気持ちが傾くのではないかと予想していた。
結果、ほぼ変化なし。いや、あれよ。相も変わらず家にこもり、隙あらば一人旅に繰り出しやりたい放題やっている。この文章だって一人で温泉宿に泊まって静まり返った部屋の中で書いている。*1

 

なぜ婚活しないのか?誤解のないように言っておくと、私かて結婚(とか、もっと広く言えば恋愛)に対する興味が全くないわけではない。一人でいて寂しさを感じることはあるし、「すっぱいブドウ」の論理も少なからずあるのだろう。でもそれよりも「諦観」「しんどさ」「イメージの湧かなさ」が支配的なように感じる。
「諦観」と「しんどさ」はお馴染みマッアプリによって心に刻まれた。フィードバックが一切得られない実験を続ける感覚。いつまで経っても魚が釣れない池に釣り糸を垂らし続ける感覚。赤字続きの会社に投資し続ける感覚。今年の夏前?くらいまではやっていたのだけれど、うまく行きかけたところで理由もわからずまたポシャってしまったので心が折れてしまった。お金と時間をすり減らしながら暗黙裡に否定され続ける、拒絶され続けるのはメンタルに良いわけがない。(ので、頑張って続けてる人は本当にすごいと思う。マジ偉人)
そして「イメージの湧かなさ」。そのまんまなのだが、自分が結婚して2人で暮らしてるイメージがマージで湧かない。青写真を描けないことに向けて努力するのは難しい。
あと書いてて思ったのだがたぶん生活圏に他の人間がいるのがあまり得意でない。いや友達と旅行で~とかなら大丈夫なんだけど例えばシェアハウスはキツそう。
新卒で入った会社で4月に約1か月間、泊まり込みで研修(3,4人くらいの相部屋)というのがプログラムとしてあった。入社前の説明会みたいのでそれを聞かされ、同期が「楽しそう!w」とか言うのを聞いて(こいつら正気か?ほぼ初めまして状態の他人と1か月も寝食を共にするなんて罰ゲーム以外の何物でもないが...?)と思っていた。結局、コロナで流れたのでホッとしたのを覚えている。


こうして改めて見ると結婚に対する適性がFランクだな。向いてなさすぎる。

かくなるうえは最後の砦、結婚相談所か。金はかかるが、腹を括るか...と思ったのだが

選ばれしものすぎる

じゅ、10% !?!?!?
.........................................。

なるほどね。

 

降水確率10%って実質晴れのことですよね。傘持ってかないし、バリバリ洗濯物外に干しますよね。オワオワリ。ルナの負けだよ。

 

さて、ここでこちらのグラフをご覧いただきたい。

 

toyokeizai.net

こういうのを見た時の"健常な"考察は「未婚男性はこんなに幸福度が低いんだ。年取ると結婚は難しくなるし、今のうちに婚活頑張らないとな...」だろうが、自分は「お、未婚のおっさんでも意外と大丈夫そうやんけ。婚活のキツさと自分でコントロールできない要因の大きさ、そして適性のなさを考えれば、未婚男レーンの20~40%目指すほうが勝算あるんじゃね」などと思ってしまう。*2


というわけで、最近は「どうしたら結婚できるか?」よりも「どうやったら独身でも狂わずに生きていけるか?」を考えている。残念ながら人間は社会的な動物なので、
孤独は心身にとってよくないし、また、ミドルエイジクライシスという概念があるように、特に中年で独身のおっさんは壊れてしまいやすいらしい。
そうならないために、人を誘って飯行くとか、新しいことに首突っ込んでいくこととかが大事なんじゃないかと思う。一人の閉じた世界で何十年も同じ毎日の繰り返しでは、さすがに頭おかしなるよということで。あとは世間の「こうあるべき」という外圧とか「普通こうだよね」というステレオタイプに囚われすぎないことも大切だと思う。世間は言うだけで責任取ってくれるわけではないんでね。何か割といい感じで立ち回っていきたいものです。おしまい。

 

*1:どうでもいいけど温泉宿にこもって物書きするのって明治とか大正の文豪っぽくてよくない?え、別によくない?うるせえな。

*2:まあこういうの"計算"してる時点で何かもうアレな感じはするが。