過ぎゆくモラトリアムに漂う

みなさん、こんにちは/こんばんは。2日後に労働者になる鮭です。ま、すぐ「退職まであとN日」になるかもだけど。はははっ!

 

スマホを見ればテレビをつければ新聞を開けばコロナコロナの大合唱...

辟易としてくる今日この頃ですね。ちなみに実家のストーブはCORONA製でした。アツい風評被害だな...(ストーブだけに)さて、皆さんはいかがお過ごしですか?

 

私はと言えば人生で最もニートに近い時間を過ごしているかもしれません。学校にも行ってなければ仕事もしていない。まさに最後の猶予期間(モラトリアム)といえるでしょう。4月からは何やかんやでどうせブログの更新なんて後回しになると思うので(もうなってるけどね)、ここらで回顧録として近況を記しておきたいと思います。

 

2月

2月はまあまあ活動的だったと思います。私にしては。

2月上旬に修士論文の発表、その後追加の解析→スキー(1泊2日)→旅行①(4泊5日)→研究データまとめ&引き継ぎ→旅行②(5泊6日)。遊びすぎですね、はい。生き急いでるのか?

発表は緊張から手が震え、スライドを示すレーザーポインターがビヨビヨビヨビヨとなった以外は大丈夫でした。ま、修論発表くらいならボコられることはあまりないと思います。質疑時間短いし。その後のスキー、旅行×2はどれも楽しかったです。個々のイベントについてブログ書こうと思えばできるんだろうけど、事細かに書こうとして大変になりそうなので書きません。できることとできないことの間にできるけど疲れることがたくさんある。

 

3月

3月頭に旅行②から戻ってきた後、私はすぐに引越の準備に追われることとなりました。ほとんどゼロからのスタートだったので結構大変でした。誰だよ後回しにしたやつ... 

いや、荷物詰めるだけならそうでもなかったと思うんですけど、部屋の掃除がくそだるかったですね。「掃除大変なんだよ~」と研究室の同期に話したら、「え、そんな汚いの? やば笑(意訳)」と言われました。つらたん。

過酷な引っ越し作業を終えて実家に帰ってきたのが3月の第2週。ここからはもう子供部屋おじさんです。そういえば子供部屋おばさんって聞かないですね。比較的イベントが多かった2月が”動”の月だとしたら3月(第1週を除く)は”静”の月でしょう。ポケットモンスター”動”の2月/”静”の3月。

3月第2週以降、何をやって過ごしていたのかというとえー...ほとんどゲームとアニメ視聴が占めている気がするな...まあ、それ以外はおべんつよと荷物の整理(断捨離)と筋トレとネットサーフィンみたいな感じでしょうか。悠々自適、あるいはやりたい放題というところです。お勉強といっても自分の興味からやっているものなので遊びみたいなもんですが。ちなみに会社から「コツコツやっといてね♡」と言われた資格試験の勉強は全くしてましぇ~んw あと、「モノを減らすぞ」という意気込みからメルカリのアカウントを作りました(作っただけです。形から入るタイプなので)。

ずっと実家にいるのはさぞ飽きるだろうと思っていたけど割とやること(やりたいこと)は尽きませんでした。おそらく根が陰キャなので家籠りスキルが平均より高いのだろうと自己分析しています。就活だったら一発で落とされそうな自己分析結果だな。

 

 そんなこんなで春休みも終わろうとしています。完全に結果論ですが、3月に旅行やらライブやらの予定を入れていなかったのはラッキーでした。それにしても、初めて「中国で新型肺炎」のニュースを見た時には、ここまで長期間にわたって甚大な影響を及ぼすとは想像していませんでした。この感覚は2011年の震災の時に似ています。時間が経つにつれて事態の深刻さが明らかになっていく感じ。しかも今回は、現象自体が持続的かつグローバルな点と、復興策としてただちに経済活動の再開を促すわけにもいかないという点が難しそうです。日常はいつになったら戻るのでしょうか。

 

暗い話題はお腹いっぱいなのでここまでにしましょう。実感がわきませんがもうすぐ新年度なのですね。6年ぶりの新生活の始まり、門出(KADODE)ってやつです。外に出てみたらいつもと変わらないぽかぽかとした春の陽気がそこにはありました。恐れ、憂い、憤る人々を尻目に今日も地球は回ります。春を心待ちにしていたような小鳥のさえずりや蟲たちのうごめき、草花の目覚めに自粛はありません。私は少しほっとした心持ちになりました。ああ、冷静に考えてみたらこれから何十年もサラリーマンやっていくとしたら定年までもう春休みなんてものは訪れないんですよね。不労所得で暮らしてエ~~

 

まあ、もはや終身雇用の時代ではないし、「合わなかったらやめよw」という昭和のおじさんたちが聞いたら喝を入れたくなるような気楽なスタンスでやっていきたいと思っています。よろしくお願いします。そういえばビジネス関連のメールって高い確率で「よろしくお願いいたします。」で終わりますよね。で、たまに依頼事項があるわけでもないのにそれで終わってるメールが来て「何が?」ってなりますよね。

 

今日はこの辺でおしまいにしたいと思います。次がいつになるかはわかりませんが。冗長でまとまりのない話をまとめるとSHIROBAKOを見よう」ということです。放送は2014年~2015年でしたが、現在劇場版が公開中です(もう公開終わるかも...)。

shirobako-movie.com

ジャンルはいわゆる”お仕事系”ですが、働いてる人はもちろん、そうでない人も”社会”とか”組織”を経験したことがある人なら共感できる場面が数多くあると思います。そして共感できるとつい感情移入してしまう、心に刺さる。「将来何をやりたい?/どうありたい?」「自分は何でこの仕事をしているの?」「ずっとここにいて、この仕事を続けていていい?」「周りはみんな進んでいるのに、自分だけ取り残されたような感じ」「2つの要求の間で板挟みになって、にっちもさっちもいかない」「頑張ってるのに、正解がわからない」ー生きていくうえで誰もが一度は行き当たるような悩みや不安、挫折に登場人物たちが向き合い、乗り越える(あるいは何とか折り合いをつけて前に進んでいく)過程が描かれているので、見ている側もつらかったり感動したりします。そして見終わった後には「よし、頑張ってみるか」と少し前向きになれる、そんな作品だと思います。もっと早く見れば良かった。

 

amazon prime videoのレビューの様相を呈してきたので今度こそ終わります。SHIROBAKOおすすめなので自宅待機のお供にでも是非。

よろしくお願いいたします。