転職活動回顧録③

4月に入り、業務が落ち着きをみせたところで、当初の予定通り本格的に動き始めることにした。
準備期間に貯めておいた「気になる」リストの中から、あるいはエージェントが随時紹介してくれる求人の中から気の向くままに応募していった。
新卒就活の時とは異なり、会社ごとにバカバカしい書類を作る必要がないのは本当に楽だった。
また、こちらのアクションは応募する/しないの意思決定をするだけで、
その後の調整は全部エージェントがやってくれるのも楽だった。
意思決定に関してもとりあえず軽率に応募して、受かってから考えればよい、そんな風に捉えていた。

応募すること自体のコストがほとんどないので、「いったれ!w」というノリでポコポコ応募していった。

応募してから結果が通知されるまでの期間は、会社によりまちまちであった。早いと2,3日くらい、長いと1ヶ月近くかかることもあった。

選考に落ちた企業から、見送りの理由についてエージェント経由でフィードバックがもらえることがある。
とはいっても9割方は「総合的に判断し、求める応募要件に合致しなかった為、お見送りの判断となりました。」というテンプレであるが。
より具体的なものとしては、「経験年数の浅さ」が理由に挙げられることが多かった。これは承知の上なのでしゃあない。稀にイラッとくるフィードバックもあるが、そういうのは中指を突き立てておけばよく、次に活かせるものだけ参考にすればよい。

 

その一方で、通った企業については、エージェントから日程調整の依頼が来る。
私の場合は直近で面接可能な日程と優先順位をエージェントに連絡し、あとはエージェントが調整した日程がOKであれば確定ボタンを押す。
優先順位については、最初のうちはそれほど志望度が高くない企業と著名な大企業を受けることにした。
こうした企業は落ちてもどうでもよい/そりゃそうよなと思えるので練習台にうってつけなのだ。謎のエージェントUも「大企業は受け得!w」的なことを言っていたような気がする。

てなわけで面接フェーズに入っていくのだが、この先は次回とする。